ZNCでよく使うコマンド
ZNCのコマンド
ZNCは,IRCクライアントからコマンドで操作できます.
/msg *status <command>
のように,*statusに対してprivmsgを送ることで,ZNCにコマンドとして解釈してもらえます.コマンドの実行結果やZNCからのメッセージは*statusというウィンドウに表示されるので,コマンドを活用することでZNCの設定ファイルをいじる必要はほとんどなくなります.
Help
これをしっかり読めば大体のコマンドについては使い方が分かります.
/msg *status Help
ネットワークの一覧/追加/削除
ネットワークの追加と削除を行います.ここで指定したネットワーク名は,IRCクライアントで設定するusernameの後に'/<network name>'という形式で指定します.usernameの後にネットワーク名を付けることで,全ての接続をZNCに対して行っても,各接続がどのネットワークにプロキシしてほしいか判定できるわけです.
/msg *status ListNetworks
/msg *status AddNetwork <network name>
/msg *status DelNetwork <network name>
e.g.
/msg *status AddNetwork freenode
等とした上で,IRCクライアントで以下のように設定します.
- host: ZNCの動いているホスト
- port: ZNCの動いているポート
- nick: お好きに(ZNC側で設定してるnickが使われます)
- username: ZNCのユーザ名/freenode
- password: ZNCのパスワード(設定してれば)
サーバの一覧/追加/削除
一つのネットワークには複数サーバを追加できます.Server系コマンドは,現在接続中のネットワークについての情報を表示します.つまり,*statusウィンドウはネットワーク毎に存在します.freenodeというネットワークのサーバ一覧を表示したければ,IRCクライアントがfreenodeネットワークを選択中に,/msg *statusでコマンドを実行する必要があります.
/msg *status ListServers
/msg *status AddServer <hostname> <port> <password> # port password は任意
/msg *status RemServer <hostname>
e.g.
/msg *status AddServer irc.freenode.net
設定の保存
コマンドを実行した結果は,起動中のZNCに即時反映されますが,設定ファイルは変更されません.変更を設定ファイルに書き出すには,SaveConfigを実行します.
/msg *status SaveConfig
設定に失敗したら
設定に失敗してわけがわからなくなった時は,Rehashコマンドでznc.confをリロードできるので,バシバシ弄ってみたらいいと思います.
/msg *status Rehash
おまけ: チャンネルのjoin/quitはどうするの?
ZNC使ってないときと同じです.特定のクライアントでjoin/partすれば全てのクライアントでjoin/partされます.
/join <#channel>
/part # partしたいチャンネルで