今年もGoogle Summer of Codeに採択された

Google Summer of Code2014(GSoC)に応募してたのが採択されました. OrganizationはGanetiで,Projectは"Improve LXC Support"です.

https://www.google-melange.com/gsoc/project/details/google/gsoc2014/kawamuray/5673522948997120

今年はタイムテーブル早まったのを忘れていたので締切り1週間前にようやくAccepted Organizationsリストを眺め始めるような超スロースタートで,Proposalに至っては締切り2日前に調査開始して書き上げるという超ギリギリスケジュールでしたがなんとかなって良かった...

GanetiはGoogle発の仮想マシンクラスタマネジメントソフトウェアです.OpenStackとかそういう奴と同族です. PythonHaskellで書かれていて,LightweightかつRobustなのが特徴だと思っています.コードが少なめで奇麗にまとまってるので,弄りやすいと思います.

なにをやるのか

"Improve LXC Support"というタイトルだけでは具体的になにをやるのか分かりづらいですが,簡単に言ってしまうと,現状GanetiはLXCをhypervisor(ここではGanetiにとっての仮想化機能提供ソフトウェアを指す)として認識はしていて,なんとなく実装したコードは存在するが,メンテされておらずそもそも実装も不完全で使い物にならないので,使いものになるようにしよう,ということです.

なにがうれしいのか

今のところGanetiで使えるハイパーバイザの選択肢は(事実上)kvmxenしかないが,LXCも使えるようになる.

抱負

acceptされた以上実装を完成させてprojectを成功させるのはあたりまえなので,今年はprojectの中で得られた知見をブログなどでoutputしていけるようにしたい.あと今年のテーマは性格上document書かないとあんま意味ない感じするので,documentをまともな英語でちゃんと書きたい.あと去年は序盤に飛ばしすぎて後半余裕ありまくったのでサボった結果サボりすぎて最後のほうがギリギリになってしまったので今年はそういうの無いようにしたい.

今年のStudentはMountain Viewに招待されるという噂もあるので楽しみですね.